AI、楽しすぎて課金が止まらない
最初は、ほんの好奇心だった。
ChatGPTに「こんな絵を描いて」と頼んだら、本当に絵が出てきた。
しかも、頭の中でぼんやり考えていたものが、そのまま形になって出てくる。
「うわ、すごい時代だな」
その時は、まだ軽く感動してるだけだった。
でも、人間は欲深い。
静止画ができると、次は「動かしたく」なる。
瞬きをしてほしい。
風で髪が揺れてほしい。
キャラクターに命が入ったみたいに動いてほしい。
すると今度は、動画生成AIが気になり始める。
ボタンを押すと、本当に動く。
しかも、ちゃんとそれっぽい。
「え、もうこれ半分魔法じゃん」
とか言いながら、気づけば延々と生成している。
でも、動画を作ると、次は「音」が欲しくなる。
この映像には、どんな曲が合うんだろう。
静かなピアノ?
キラキラしたオルゴール?
映画みたいな壮大なBGM?
そんなことを考え始めると、今度は音楽生成AIに手を出す。
そして、映像と音がピタッとハマった瞬間。
めちゃくちゃ気持ちいい。
本当に、変な笑いが出るくらい気持ちいい。
気づけば、ブラウザのタブはAIだらけになっていた。
ChatGPT。
動画生成AI。
音楽生成AI。
Canva。
また別のAI。
そして、その数だけ現れる「アップグレードしませんか?」の文字。
「もっと高画質で」
「もっと長く」
「もっと自由に」
うん。
欲しい。
普通に欲しい。
そして課金。
また課金。
請求額を見て、一瞬だけ真顔になる。
「……増えてない?」
でも次の日には、
「こっちのAIも試してみたいな」
って言ってる。
もうダメである。
完全に沼。
でも、不思議と後悔はしていない。
だって、楽しいから。
昔なら、絵を描いて、動画を作って、音楽を作るなんて、それぞれ別の技術が必要だった。
でも今は、頭の中の「こうしたい」を、とにかく形にできる。
しかも、ものすごい速度で。
深夜、静かな部屋でプロンプトを打ち込んで、生成バーが100%になるのを待つ。
あの時間、なんか好きなんだよな。
ガチャを回す感覚にも近い。
当たりが出ると、「うおっ」って声が出る。
ハズレでも、「惜しい、もう1回!」になる。
その結果、クレジットだけが減っていく。
怖い。
でも、止まらない。
多分、来月もまた何かに課金してると思う。
ありがとう