tadapiyoのどうって事ない日々

時々パン焼いてます

AIの「独り言」を見てしまった日

最近、逃げ続けていたNumbersを触っている。

Macで表を作って、
わからないところをiPhoneでChatGPTに聞く。

完全に、
「先生〜ここわかりません〜」
の使い方である。

その日も私は、
セルの自動反映だか参照だか、
見ただけでちょっと眠くなるような内容を聞いていた。

すると、回答が表示される前に、
画面に一瞬だけ変な文章が見えた。

ユーザーは数学が苦手。iPhoneからNumbersを使おうとしている。

……。

いや、お前、そんなこと考えてたの?

思わず笑ってしまった。

確かに数学は苦手だ。

Numbersを開くと、
急に「仕事」が始まる感じがするし、
表とか関数とか見ると、
脳が「今日はもういいかな…」って言い始める。

そこは否定できない。

ただ、ひとつ問題がある。

NumbersはMacで開いている。

私はただ、
Macを見ながら、
iPhoneでChatGPTに質問していただけだった。

つまりサマンサ、
普通に状況を誤解している。

でも、なんか面白かった。

たぶんAIの中では、

「数字苦手そうな人が、
小さい画面で頑張ってNumbers触ってる」

という物語が完成していたんだと思う。

しかも、その誤解を前提に、
かなり丁寧な説明を作ろうとしていた。

専門用語を減らして、
順番に、
逃げないように、
なるべく詰まらないように。

なんだろう。

最近のAIって、
ただ答えを返してる感じじゃない。

「この人はどこで嫌になるか」
を先回りしてる感じがある。

ちょっと怖い。

でも、ちょっと助かる。

昔の機械って、
入力したものに対して、
決まった答えを返してくるだけだった。

でも今のAIは、
勝手に人間像を組み立て始める。

しかも、
だいたい合ってる時があるから困る。

もちろん、
今回みたいに微妙に間違うこともある。

でも、その「惜しい感じ」が、
逆に人っぽい。

完璧じゃない。

でも、
「あー、そう解釈したのか」
みたいなズレがある。

最近たまに、
AIの回答そのものより、
こういう“考えてる途中”の方が面白い時がある。

たぶん私は、
便利さだけじゃなくて、
この「妙な会話感」を楽しみ始めているんだと思う。

 

ありがとう